熟年離婚という言葉は2007年の年金分割制度に背中を押されて離婚してしまったという女性のためにある言葉のような気がしてなりません。
離婚するということは、それまで夫に依存していた経済的な基盤をすべて自分自身で背負うということです。
例えば50歳で離婚し子どもは既に独立していたとして、一人で生活する場合に掛かる費用はどれくらいなのか試算してみる必要があると思います。
ざっくりとした概算ですが、贅沢は言わずにワンルームのアパートに住むとして家賃7万円。水道光熱費、通信費で3万円。食費1日千円として3万円。その他、国民健康保険や税金など諸々で5万円。
これだけでも、18万円になりました。
年金分割制度を利用しようとしても50歳では受給されませんから、受給が始まる年齢までは自力で稼がないといけません。
今日び、派遣切りどころか正社員も職を失っている大不況下で特に才能や特技のない50歳の主婦が就職するなど不可能な話。
最近では在宅で高額な収入が得られる在宅高収入アルバイトなどもあって、大体時給で4千円前後稼げることもあるようですが。
今の夫と生活するより、辛い思いをしたほうがましだとしても、50代の元主婦が一人で自立するには世間は冷たすぎるかもしれません。


